元記事
Testosteronersatztherapie hilft Diabetikern gleich doppelt
APA Dez 3, 2015
http://www.univadis.de/medical-news/53/Testosteronersatztherapie-hilft-Diabetikern-gleich-doppelt?utm_source=newsletter+email&utm_medium=email&utm_campaign=medical+updates+-+daily&utm_content=506288&utm_term=automated_daily
テストステロン
・アンドロゲンに属する
ステロイドホルモンで、
男性ホルモンの一種。
・ほかのステロイドホルモンと同様、19の炭素からなるアンドロスタンAndrostanが基盤となる。
・前駆体はジェスタジェンGestagen (21C) または DHEA (Dehydroepiandrosteronデヒドロエピアンドロステロン)。
・名前の由来: Testis + Steroid (睾丸+ステロイド。下記参照)
テストステロンの生成
哺乳類のオス
95% 睾丸 (=精巣。いわゆるゴールデンボール。独Hoden英testicleラテンtestis)
5% 副腎 (独Nebennniere英adreanal glandラテンGlandula suprarenalis)
睾丸では下垂体ホルモンの一つである黄体生成ホルモンLH (luteinisierende Hormon) の刺激により、ライディッヒ細胞(Leydig-Zwischenzellen)から生成される。
一日の分泌量は? 血中濃度は一日の中でも変動する。基準値の範囲は2.00-7.60ng/mlくらい。
哺乳類のメス
卵巣や副腎から男性の5-10%程度量ながら分泌される。
テストステロンの作用
・筋肉増大 (→ドーピング剤)
・骨格の発達 (※テストステロンと成長ホルモンのバランスが崩れると背が伸びなくなる。少なくても多すぎてもダメ)
・女性の男性ホルモン分泌の分泌量は前述通り男性の5-10%程度で、陰毛の発毛に関与する。
性ホルモンとしての作用
①胎生期、妊娠6週目から24週目にかけて大量のテストステロンが分泌される時期があり、これにさらされること(
アンドロゲン・シャワーと呼ばれる)によって、脳は女性的特徴(ホルモン分泌の周期性)を失う。これが、
ある種の男性特有の攻撃性や気の短さ、怒りっぽさをはじめ、「物事のとらえ方」や「思考パターン」、「決断力」などの、「男らしい考え方」に影響すると考えられている。また、明るい性格や前向きな態度などに表れる
「生きる活力」「生気」「気持ちの張り」といった、バイタリティを高める作用があるとも言われている。
また、これによって奥まった場所に作られていた精巣が陰嚢まで下りてくる。
ちなみにその後、思春期まで男児のテストステロンレベルは、女性と同じになる。
なお、陰茎などの男性外生殖器の形成に関係するのは、
5αリダクターゼにより代謝された
ジヒドロテストステロン(DHT)によるもの。
②思春期以降の男性では睾丸からの分泌が顕著に増加し、男性的な身体の特徴が形作られる(
二次性徴)。性器の発育、声変わりなどは、すべてテストステロン分泌量の増加に起因するもの。
テストステロンが
異性を惹きつける体臭と言われるフェロモンを発生させて、ドーパミンという興奮作用のある神経伝達物質を増やす。そして、骨盤神経に作用して勃起を起こすなど、男性がセックスを行うために必要な「興奮」「勃起」などのスイッチを次々と立ち上げて行く作用がある。
③一般に30歳ごろから減少しはじめ、年1-2%の割合で減少する。テストステロンの減少は男性更年期
と
呼ばれるが、女性の更年期ほどには急激にホルモン分泌は変化せず、身体や精神に与える影響も個人差が大きい。ストレスなどで急激な減少を起こすと、男性更年期障害を起こす。テストステロンの減少率は個人差が大きく、70代になっても、30代の平均値に匹敵するテストステロン値を維持している男性も多い。
その他の研究結果報告(要review)
- 更年期うつ病の治療にテストステロン補充療法として投与する場合がある(ただし、日本では保険適用外)。
- 筋力トレーニングや不安定な興奮(例えば闘争や浮気など)によってテストステロンの分泌が促される。危険物あるいは危険な行為が更なる分泌を促す。
- 痛みを鈍らせる効果がある。
- 心理的には闘争本能や孤独願望(1人でいたい、干渉されたくない欲求)を高める作用をもたらす
- 前立腺(独Prostata英prostate)疾患に関与しており、前立腺癌や前立腺肥大を抑えるために抗アンドロゲン剤の投与や睾丸摘出(英testectomy)を行うことがある。
- アメリカの心理学者、ジェイムズ・M・ダブスはテストステロンの量が多いほど暴力的な犯罪を犯していることが分かったと述べている。
- テストステロン補充療法を受けた中高年男性は、受けてない男性に比べ心臓発作や脳卒中のリスクが高まる。
テストステロンの代謝
テストステロンは標的臓器の
5αリダクターゼにより、ジヒドロテストステロン(DHT)へと代謝される。
アンドロゲン受容体への結合親和性はDHTの方が高いが、テストステロン自体も結合し標的遺伝子の転写を活性化する。
テストステロン自体には
禿げを起こす作用はなく、DHTに代謝されることで初めて薄毛、性欲減退を促す作用が出る。5αリダクターゼの分泌量は遺伝が関係しているため、
遺伝的要因による禿げが存在すると言われる。
5αリダクターゼを阻害し、DHTの生成を抑制する
フィナステリド・
ミノキシジル・キャピキシルには、男性型脱毛症の進行遅延に効果があるようだ。
テストステロンの作用とはたらき より
http://www.daito-p.co.jp/reference/testosterone_action.htm